こんな方におすすめの内容
- 病棟看護から訪問看護への転職を考えている看護師
- 訪問看護に興味があるが、現場の実際が気になる人
- ギャップで悩んでいる転職直後の訪問看護師
✅ はじめに|「病棟→訪問看護」への転職はハードルが高い?
看護師としてキャリアを重ねていく中で、
「もっと患者さんとじっくり向き合いたい」
「家庭と両立できる働き方にしたい」
そんな理由で訪問看護に興味を持つ方は多いと思います。
私自身も病棟(ICU)で数年働いた後、訪問看護ステーションを複数経験しました。
その中で感じた**「リアルなギャップ」や「転職直後の戸惑い」**をまとめてみます。
✅ ① 勤務スタイルの違い|チーム制 vs 完全1人
比較項目 | 病棟看護 | 訪問看護 |
---|---|---|
患者との関わり | 看護師チームでのケア | 基本的に1人で訪問・対応 |
情報共有 | カルテ・申し送りで即時可能 | 情報収集は訪問前にしっかり必要 |
緊急対応 | チームで即応できる | 一時的に完全に1人で判断が必要な場面も |
▶ 最初は「孤独感」や「責任の重さ」に戸惑うこともあります。
ただ、自分の判断でケアを完結できるやりがいはとても大きいです。
✅ ② 看護の質の違い|スピード重視 vs 生活に寄り添う看護
病棟では「次の処置・次の点滴…」とスピード感が求められ、
“その日・その瞬間”の急変対応が中心。
一方、訪問看護では「生活全体を見ながら、長期的な支援」を行います。
▶ 急変より“予防”に焦点が当たる看護に戸惑う方もいますが、
▶ 「自分の看護観に合っている」と感じる人も多いです。
✅ ③ 人間関係の違い|同僚との関係 vs 利用者・家族との距離感
訪問看護では、1件1件の利用者さんとの距離がとても近くなります。
- 「○○さんがあなたの訪問を心待ちにしてるよ」
- 「ご家族も一緒に泣いてくれた」
そんな関係性が築けるのが、訪問看護ならではの魅力です。
ただし逆に、「家族の介入が多く、看護師の立場を保つのが難しい」と感じる場面も。
▶ 関係性の近さが“良くも悪くも”なるのが訪問看護の特徴です。
✅ ④ ジレンマ|「理想の看護」と「現実の限界」
訪問看護は一見“理想の看護”ができそうですが…
- 1件30〜60分で終わらせないといけない
- 訪問件数が多いと、移動ばかりで余裕がない
- 医師やケアマネとの連携に時間がかかる
▶ 「もっと丁寧に関わりたいのに…」という理想とのギャップを感じることもあります。
✅ ⑤ それでも訪問看護を選んでよかった理由
ギャップや不安があっても、多くの訪問看護師が「この働き方を選んでよかった」と話します。
- 利用者と深く向き合える
- 看護師としての裁量が広い
- スケジュールが柔軟(時短・子育て両立◎)
▶ 自分のライフステージや看護観に合っていれば、本当にやりがいのある現場です。
✅ まとめ|ギャップがあるのは当たり前。でも「合う人」には本当に合う
ポイント | 病棟 | 訪問看護 |
---|---|---|
看護の対象 | 急性期が多い | 慢性期・終末期も多い |
勤務形態 | シフト制・交代勤務 | 日勤中心・オンコールあり |
主な役割 | 医療処置・急変対応 | 生活支援・多職種連携 |
チームの関わり | 同僚と連携することが多い | 基本1人、必要時のみ相談・連絡 |
訪問看護は、決して“楽”な現場ではありません。
けれど、自分の看護を信じて実践したい人には、ぴったりのフィールドです。
このブログでは、堺市内の訪問看護ステーションを地図付きで紹介しています。
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