✅ 【訪問看護って実際どう?】働き方と1日の流れ

こんな方におすすめ

  • 訪問看護がイメージできず不安な看護師さん

もくじ

  1. 訪問看護の1日の流れ(例:8:30~17:30)
  2. 訪問件数/移動手段/記録のタイミング
  3. よくある業務内容(バイタル・処置・家族対応)
  4. 病院との違い・やりがい・大変なところ
  5. 向いている人・向いてない人の特徴
  6. まとめ:実際に働いている人の声が安心材料に

「訪問看護ってなんとなく興味はあるけど、実際どんな仕事をしているのかイメージできない…」
そんな不安を抱えていませんか?

この記事では、訪問看護のリアルな1日の流れや働き方についてわかりやすくご紹介します。


訪問看護の1日(例)

事業所や勤務形態により多少の違いはありますが、以下は日勤常勤・オンコールありの場合の一例です。

時間内容
8:30出勤・朝礼・訪問スケジュールの確認・申し送り
9:00~12:00午前の訪問(2~3件)
12:00~13:00昼休憩(移動中に取ることも)
13:00~16:00午後の訪問(2~3件)
16:00~17:30記録、カンファレンス、関係機関との連携など
17:30終業(当番日はオンコール対応あり)

移動・訪問件数・記録のタイミング

  • 訪問件数:1日5〜7件ほど(30分〜60分/件)
  • 移動手段:社用車、自転車、バイク(地域による)
  • 記録方法:訪問後すぐにタブレットやスマホで記録、または帰社後にまとめて入力
     →最近はICT導入が進んでおり、直行直帰可能な事業所もあります!

主な業務内容

訪問内容は利用者さんの状態により様々ですが、代表的な業務は以下の通りです。

  • バイタルチェック(血圧・脈拍・体温など)
  • 医療処置(点滴、褥瘡ケア、カテーテル管理など)
  • 服薬管理・指導
  • ご家族への介護指導・精神的ケア
  • 多職種との連携(ケアマネ、医師、リハ職など)

病院との違い、やりがいと大変なところ

病院勤務との違い訪問看護の特徴
患者さんが“生活者”として存在する利用者さんの暮らしや家族背景を含めた「人」に寄り添う看護ができる
急変対応がすぐできない状態変化に早く気付く「観察力」と「判断力」が必要
チームで動く場面が多い基本は1人で訪問。自己管理と責任感が問われる
医療処置が多く緊張感がある医療依存度はケースにより様々。穏やかな関わりが多いことも

やりがい:

  • 1対1でじっくり関われる
  • 利用者さん・家族の“生活を支える実感”が得られる
  • 状態が良くなった時の喜びをダイレクトに感じられる

大変な点:

  • 慣れるまでは「1人で判断する怖さ」がある
  • 天候や地理に左右される部分もある
  • 書類業務・記録が意外と多い

向いている人・向いていない人

✅ 向いている人

  • 1人ひとりに丁寧に関わりたい
  • 話を聞くのが好き・信頼関係を築くのが得意
  • 柔軟な対応力や自己判断力がある
  • ライフワークバランスを重視したい(オンコールなしの働き方も選べる)

❌ 向いていないかも…

  • マニュアルや指示の中で動くのが得意
  • 急性期や手術室のようなスピード感が好き
  • チームで常に連携しながら動きたい

まとめ:不安があるなら“話を聞いてみる”が第一歩!

訪問看護は、経験年数やスキルだけで判断できない魅力とやりがいがある分野です。
働く現場によってスタイルも大きく異なるため、気になる事業所があれば話を聞きに行く・見学するのもおすすめです。

このブログでは、堺市内の訪問看護ステーションを地図付きで紹介しています。
「オンコールなし」「土日休み」など条件別に探せるようにアップグレードしていきます

ぜひご活用ください!!

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