「男性看護師が育休なんて取れるの?」「職場に言い出しにくい…」
そんな声、よく聞きます。でも僕は取りました。3ヶ月間。
今回は、訪問看護師の僕(カヲル)が育休を取った経験を、リアルにお話しします。「男性看護師でも育休取れるの?」「実際どうだった?」という方に読んでほしい記事です。
育休を取るまで:職場への申し出は意外とスムーズだった
僕が勤めていた訪問看護ステーションは、育休を推奨している職場でした。だから「取っていいのかな…」という心理的ハードルは正直あまりなかったです。
ただ、訪問看護師ならではの大変さがひとつありました。それは利用者さんへの申し送りです。
訪問看護は担当制のことが多く、利用者さんの状態・家族背景・処置内容など、引き継ぐ情報量が多い。「この人のことを一番わかってるのは自分」という責任感もあって、申し送り作業には少し時間がかかりました。でも、チームが協力してくれたおかげで無事に育休に入れました。
育休中の生活:NICUの経験がまさかここで活きた
育休中に僕が担当していたのは、夜のミルク・おむつ交換・沐浴です。
実は僕、以前に新生児ICU(NICU)で勤務した経験があって。新生児の扱いには病院でもトレーニングを積んでいたので、「沐浴のやり方がわからない…」という不安はゼロでした(笑)。むしろ妻より慣れてたかも。
夜間のミルクとおむつ交換は、基本的に僕が担当していました。保育士歴10年の妻も育児のプロですが、産後は体の回復が最優先。「夜は僕がやるから寝てて」というスタンスで乗り切りました。
育休中に気づいたのは、「育児は24時間365日休みなし」という事実です。看護師として体力には自信があった僕も、慣れないうちは正直しんどかった。でもそれが、妻の大変さを身をもって理解できた時間にもなりました。
妻との関係:称え合うことが一番大事だった
育休中、妻と意識していたのが「お互いの頑張りを言葉にして認め合うこと」でした。
「今日もよく頑張ってるね」「ありがとう」——こういう言葉を日常的にかけ合っていました。子育てって、やって当たり前と思われると消耗する。でも「見てるよ、頑張ってるね」という言葉があるだけで全然違う。
保育士の妻からは「子どもへの声かけ」を、僕は「医療的な視点」をお互いにシェアしながら育てていました。医療×保育の夫婦って、意外と最強の組み合わせかもしれません(笑)。
復帰後に変わったこと:お金への意識が変わった
職場復帰後、仕事のやり方が劇的に変わったか……というと、正直そんなことはなかったです(笑)。もともと訪問看護師として地道にやっていた仕事は変わらず続けています。
ただ、お金への意識は確実に変わりました。
子どもが生まれると、固定費も変動費もじわじわ増えていきます。おむつ・ミルク・保育料・習い事……給料だけに頼っていると貯蓄率がどんどん下がっていく現実がありました。
そこで感じたのが、「給与所得だけじゃ限界がある。事業所得が必要だ」ということ。このブログもその一環で、副業・情報発信に力を入れ始めたきっかけになっています。
パパ看護師が育休を取ってよかったと思う理由
- 子どもの新生児期を一緒に過ごせた:この時期は二度と戻らない。3ヶ月間そばにいられたことは本当によかった
- 妻の大変さをリアルに理解できた:育児を「手伝う」から「一緒にやる」に変わった
- 夫婦の連携が強くなった:子育てをお互いに共有する文化が家庭に根付いた
- NICUの経験が活きた:看護師だからこそ、新生児ケアに自信を持って関われた
- お金と将来について真剣に考えるきっかけになった:副業・資産形成への意識が高まった
育休を取りたいパパ看護師へ:職場選びが大事
僕が育休を比較的スムーズに取れたのは、職場が育休推奨の環境だったからというのが大きいです。
「男が育休なんて…」という空気がある職場では、制度があっても取りにくいのが現実。育休・時短・働き方に理解がある職場かどうかは、転職時に必ず確認したいポイントです。
訪問看護師の転職なら、レバウェル看護のエージェントに「育休取りやすい職場を探している」と伝えるのがおすすめ。内部事情まで教えてもらえるので、求人票だけではわからないリアルがわかります。
まとめ
- 育休3ヶ月取得。職場が推奨していたので取りやすかった
- 利用者さんへの申し送りが訪問看護師ならではの大変さだった
- NICUの経験が育児に活きた。夜のミルク・おむつ・沐浴を担当
- 妻と称え合い、子育てをシェアする文化が家庭に根付いた
- 復帰後はお金への意識が変わり、副業・情報発信を始めた
- 育休を取りやすい職場かどうかは、転職前に必ず確認を
育休を取ることへの迷いがあるパパ看護師さんへ——取れる環境があるなら、絶対に取ってほしい。あの3ヶ月は、僕の人生の中でも間違いなく大切な時間でした🌿
執筆:カヲル(現役訪問看護師・歴10年)


コメント