「看護師やめたい」
スレッズやXを開くと、こんな投稿が毎日のように流れてきます。深夜に「もう限界」とつぶやく看護師、涙をにじませた投稿、「辞表を出した」という報告。それだけ多くの看護師が、同じ気持ちを抱えているということです。
訪問看護師として10年働いてきた僕も、「やめたい」と思った夜が何度もありました。この記事では、看護師がやめたいと感じる理由7選を、現場目線でリアルに解説します。
「やめたいと思う気持ち、おかしくありません。」まずそこから話させてください。
看護師をやめたい理由7選
① 人間関係がしんどい
看護師がやめたい理由の圧倒的1位が人間関係です。いじめ・無視・陰口・先輩からのプレッシャー。「患者さんのためにがんばりたいのに、職場の人間関係で消耗している」という声は後を絶ちません。
女性が多い職場特有の空気感や、ベテランナースの縦社会。「この人間関係から逃げたい」という気持ちでやめていく看護師は非常に多いです。
② 夜勤・オンコールが体力的につらい
夜勤明けにそのまま日勤、深夜のオンコール対応後に通常訪問。体が回復する前に次の仕事が始まるサイクルが続くと、心身ともに限界がきます。
「20代はなんとかなったけど、30代になってから疲れが抜けなくなった」という看護師は多く、これが転職や退職のきっかけになるケースも珍しくありません。
③ 給料が割に合わない
責任の重さ・体力の消耗・精神的負担に対して、給料が見合っていないと感じる看護師は多いです。「これだけ頑張っているのに、なぜこの給料なのか」という不満が積み重なると、やめたい気持ちに直結します。
職場によっては夜勤手当・オンコール手当が驚くほど低い場合も。「転職したら給料が上がった」という話は、看護師業界ではよく聞きます。
④ 患者・家族からのクレームが重い
精一杯ケアをしても、クレームを受けることがあります。理不尽なクレーム・暴言・土下座を求められるようなケースも、残念ながら現実に存在します。
「患者さんのためにがんばりたい」という気持ちが強いほど、心が折れやすい。使命感の強い看護師ほど、クレームによるダメージが深くなりやすいです。
⑤ 責任が重すぎると感じる
看護師の判断ひとつが、命に関わることがあります。「自分のミスで患者さんに何かあったら」というプレッシャーは、年数を重ねるほど重くなることも。
特に訪問看護師は1人で判断しなければならない場面が多く、孤独な責任感に押しつぶされそうになることがあります。
⑥ プライベートの時間がない
夜勤・オンコール・残業・勉強会・委員会活動。自分の時間がほとんどないという状態が続くと、「何のために働いているのか」という気持ちになります。
子育て中のママ看護師にとっては特に深刻で、「仕事と育児の両立が限界」という理由でやめていく人も多いです。
⑦ 職場の環境・方針が合わない
「患者さんのためのケアがしたいのに、業務をこなすだけになっている」「上司の方針についていけない」理想と現実のギャップに消耗し、やめたいと感じるパターンです。
看護師としての志が高い人ほど、職場の方針との乖離に苦しみやすいです。
「やめたい」と思ったとき、やめる前に考えてほしいこと
「やめたい」という気持ちは、必ずしも「看護師をやめる」という意味ではないかもしれません。「今の職場をやめたい」だけかもしれない。
人間関係・夜勤・給料・クレーム。これらの多くは、職場を変えるだけで解決するケースが多いです。看護師という仕事は続けながら、環境だけを変えるという選択肢があります。
- 夜勤なし・オンコールなしの職場に転職する
- 人間関係のフラットな訪問看護や在宅ケアに転職する
- 給料の高い職場に転職する
- 時短勤務・育児に理解のある職場に転職する
環境が変わると、看護師という仕事が好きになることがあります。僕自身、病院から訪問看護に転職してから「看護師を続けてよかった」と思えるようになりました。
転職を考えるなら、まず相談だけでもOK
「すぐに転職するつもりはないけど、選択肢を知っておきたい」という段階でも、転職エージェントへの相談は有効です。
訪問看護求人に強いレバウェル看護は、担当者が医療・介護に特化しており、「夜勤なし」「オンコールなし」「人間関係が良い職場」など、働き方の希望を細かく伝えて求人を紹介してもらえます。登録・相談は無料なので、気持ちが揺れているうちに動いておくのがおすすめです。
まとめ
- 看護師をやめたいと思う理由は、人間関係・夜勤・給料・クレーム・責任・時間・職場環境など
- 「看護師をやめたい」=「今の職場をやめたい」であることが多い
- 職場を変えるだけで、看護師を続けながら解決できるケースは多い
- 転職を考えるなら、気持ちが揺れているうちに相談だけでもしてみよう
「やめたい」と感じている自分を責めないでください。それはあなたが真剣に看護師と向き合ってきた証拠です。環境を変えることで、また看護師が好きになれることがある。そう信じて、一歩だけ動いてみてください🌿
執筆:カヲル(現役訪問看護師・歴10年)


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