訪問看護でも育児休業は取れる?子育て中の看護師が安心して働くために知っておきたいこと

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「訪問看護でも育休って取れるの?」

小規模なステーションが多い訪問看護の世界では、こんな不安を抱えている看護師さんも多いと思います。「人が少ないから迷惑かけそう」「男性だから言い出しにくい」「そもそも前例がない」…。

結論から言うと、訪問看護でも育児休業は取れます。ただし、ステーションによって「取りやすさ」には大きな差があるのが現実です。

この記事では、訪問看護師として働きながら育休を取得した経験をもとに、育休の実態・取りやすいステーションの見分け方・子育て中の看護師が安心して働くために確認すべきことをまとめます。

法律上は当然取れる

育児・介護休業法により、子どもが1歳になるまで(最長2歳まで延長可)育児休業を取得する権利はすべての労働者に認められています。訪問看護師も例外ではありません。

パート・常勤にかかわらず、一定の条件を満たせば育休を取得できます。また、男性看護師も同様に育休取得の権利があります。「男だから」「看護師だから取れない」ということは法律上ありません。

でも「取りやすさ」は職場によって全然違う

法律上は取れるとはいえ、実態としてはステーションによって大きな差があります。

取りやすいステーションの特徴

  • スタッフ数が多く、1人が抜けてもカバーできる体制がある
  • 過去に育休取得者がいて「前例がある」
  • 管理者や経営者が育休取得に積極的・理解がある
  • 法人規模が大きく、制度が整っている
  • 育休取得実績を採用情報に載せている

取りにくいステーションの特徴

  • スタッフが少なく「あなたが抜けると回らない」という雰囲気がある
  • 育休取得の前例がない
  • 管理者が「育休は女性が取るもの」という認識を持っている
  • オンコール体制が特定のスタッフに依存している
  • 口頭では「取れる」と言うが、実態が伴っていない

男性看護師・リハビリスタッフの育休はまだ少ない

訪問看護の現場では、女性スタッフが育休を取るケースは増えてきましたが、男性看護師やリハビリスタッフ(PT・OT・ST)の育休取得はまだ少ないのが現実です。

「男が育休を取るのは申し訳ない」「リハビリスタッフは担当利用者がいるから離れにくい」という空気が職場にあるケースも少なくありません。

一方で、男性スタッフの育休取得に積極的なステーションも確実に増えています。以前の職場では、男性看護師やリハビリスタッフが育休を取得した経験を広報誌の座談会インタビューとして特集し、積極的に発信していました。僕自身もその座談会に参加しました。育休取得者のリアルな声を発信することで、後に続く人が出やすくなる環境を職場全体で作っていたんです。

こういった取り組みをしているステーションは、子育てしながら長く働きやすい職場環境が整っている可能性が高いです。

子育て中の看護師が転職・就職前に確認したいこと

育休や子育てに理解のある職場を選ぶために、面接や見学の段階で以下を確認しておきましょう。

確認ポイント聞き方の例
育休取得実績「過去に育休を取得したスタッフはいますか?」
男性の育休実績「男性スタッフの育休取得実績はありますか?」
復帰後の働き方「育休復帰後の時短勤務は可能ですか?」
オンコール体制「育休中のオンコールはどうなりますか?」
保育園への配慮「お迎えなど急な対応が必要な場合の対応はどうなりますか?」

求人票の「育休取得実績あり」という文字だけでなく、実際に何人取得したか・男性の実績があるかまで踏み込んで聞くことが大切です。答えを濁すような職場は要注意です。

育休が取れる職場を探すならエージェント活用がおすすめ

育休取得実績や職場の雰囲気は、求人票だけではなかなかわかりません。そこでおすすめなのが転職エージェントの活用です。

エージェントの担当者はステーションの内情をリサーチしており、「育休取得者が実際に何人いるか」「子育て中のスタッフが多いかどうか」などの情報を事前に教えてくれます。

なかでも訪問看護求人に強いレバウェル看護は、担当者が医療・介護に特化しており、子育て中の看護師からの相談実績も豊富です。転職を迷っている段階でも相談だけでOKなので、気軽に登録してみてください。

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まとめ

  • 訪問看護でも育休は法律上取得できる(男性・リハビリスタッフも同様)
  • ただし「取りやすさ」はステーションによって大きく異なる
  • 男性看護師・リハビリスタッフの育休取得はまだ少ないが、積極的な職場も増えている
  • 転職・就職前に育休実績・復帰後の働き方を必ず確認する
  • 求人票だけでわからない情報はエージェントを活用して確認しよう

子育てしながら働き続けるためには、「制度があるか」だけでなく「実際に使える雰囲気があるか」が何より大切です。職場選びの段階からしっかり確認して、長く安心して働ける環境を手に入れてください🌿

執筆:カヲル(現役訪問看護師・歴10年/育休取得経験あり/男性看護師の育休座談会参加経験あり)

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